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| ここ数年来、アメリカ、ヨーロッパ各国などでHI鋼材を使用したソルトブレード(海人)の、ナイフの耐錆性について高い評価を得ています。2005年に入り、ソルトブレード(海人) の切れ味の調査を、アメリカの冶金試験所に以来しました所、このHI鋼について、素晴らしい結果が報告されました。以下テスト報告書をお読みになり、是非このHI鋼を使用したナイフをお求めになって頂けたらと思います。 |
| スパイダルコH-I 決して錆びない 永遠に! |
| スパイダルコ社はソルトフォールディングナイフシリーズ用に、海水に入れても錆びに強い新鋼材ナイフ
に至った。 誰にとってもナイフをあの煩わしい錆から守るのは大変なことである。たとえそのナイフがステンレス製
であっても例外ではない。 先日、アラスカ沿岸地域でハンティングをして帰った友人も偶然に、ステンレスブレードに発生する錆の事実を目のあたりにしたと言う。ハンティングの獲物の皮はぎをしたあと、彼はナイフについた血のりを海水で洗いズボンでふき取った。錆びにくいという意味のステンレスの概念が頭にこびりついていたので、ハンティングの興奮に任せ、その後の手入れを忘れてしまったらしい。これが後で恐ろしい結果になろうとは・・・・。家に帰ってからナイフを見ると、ブレード一面に緑青の錆が発生していたのだ。 我々としては、全く錆の強いブレード鋼が存在すると信じたいところであるが、実際にはその手の鋼材 には刃持ちの点では深刻な問題を抱えている。 しかしながら、スパイダルコ社の技術者たちは最近HIと呼ばれる新鋼材を世に出した。この新鋼材は 比類なき硬度を持ち、組成として炭素ではなく1%の窒素を含有させている。つまり、鋼材成分に炭素が全く含まれないので、湿気からくるダメージを完全に排除できるのである。たとえ海水であっても。 ロックウエル硬度指数によれば、H1の測定硬度はHRC57〜58。これは多くのステンレス鋼とほぼ同じであるが、興味があるのは、この硬度が外部から加熱する熱処理方法で得たものではないということだ。とてつもない大きなローラで圧延したものに、別個に硬度のみつけていく製造法だそうだ。 このことは最近ニューヨーク、シラカスのクルーシーブル・スペシャリティーメタル研究所が行ったテストで裏づけされた。 両ブレードの中心硬度はHRC50台の数値を示した。ところが、両ブレードの切断刃に近づくほど硬度が増していく結果となった。直刃の方は一気にHRC60、62、64更には66と言うように、刃先に近づくほど正確な数値を得た。波刃の方も同様に測定を行ったが、こちらはHRC60、62.5、65.5そして68強の数値を得た。 これらは明らかに研磨工程が2本のブレードの組織より硬質化させる様働いていると思われる。この合金はカーバイトを含まないので、波刃付け作業工程により一層硬度が上り、切れ味も長く持続する原因となっていると思われる。 テスト自体、客筋の「H1ブレードは直刃が波刃ほど切れ味が長続きしないのでは」との懸念から行われたそうだ。そこで金属試験所では実際にブレードの磁気性、マイクロ硬度などの調査を実施したという。 2005年の3月に2本H1ブレードの試験を行った当研究所の所長であるライル・ハッセル氏は「両方のブレードとも切断刃に近づけば近づくほど硬度が高くなっていく」と述べている。 ブレードの芯硬度はHRC50台と計測されたが、切断刃部に進むほど硬度は高くなって行くのだそうだ。 それに増して興味深いのは、波刃の方が直刃より硬度が格段に高かったという事実だ。「二つの研磨工程の違いが、波刃により高い硬度を生み出す結果となっているのではないか」がハッセル氏の結論つけている。 |